八月もお盆過ぎましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
今年は猛暑の為、芝桜、龍のひげがところどころ枯れてしまいました。秋の気配はまだのようですが、駐輪場のそばに秋の七草が咲いてます。

秋の七草は萩、すすき、桔梗、なでしこ、ふじばかま、おみなえし、葛ですが、葛はないですが、代わりに実葛（さねかずら）が植わっています。
さねかずらはつる性の樹木で、「日本の葛」と言われているそう。赤い実が去年初めてなるまでは何の植物かわからず、つるがのびて邪魔だな～と思っていました。百人一首にも詠まれています。

名にし負はば逢坂山のさねかずら人にしられで来るよしもがな（百人一首）
現代語訳を調べてみると・・・恋しい人に逢える「逢坂山」、一緒にひと夜を過ごせる「小寝葛（さねかずら）」その名前にそむかないならば、逢坂山のさねかずらをたぐり寄せるように、誰にも知らずあなたを連れ出す方法があればいいのに・・・だそうです。さねかずらのつたをたぐってあなたを連れだしたい、という密かな恋を歌った一首です。
今までつるが足にからみついて邪魔だからとバッサリ切っていてごめんなさい！

植物もいろんなつながりが分かると面白いです。

池田歯科医院｜埼玉県小川町

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